広島県立美術館

2017.05.19

s-2017-04-13 10.55.50.jpg 広島県立美術館英国ウェールズ国立美術館所蔵「­ターナーからモネへ」展を観てきました。

 まず、この美術館で特筆すべきは、その立地です。国の名勝にも指定されている縮景園に隣接しているので、美術館からの連絡通路もあり、ガラス張りになっている美術館の展望室や2階ロビーからは庭園を見渡すことができます。高松でいえば、栗林公園の隣に県立ミュージーアムがあるようなものです。

 また、来館する子どもたちのために、絵の見方などの簡単な解説を用意しているのも、非常に良いことだと思いました(実際は、大人も参考になります。)。

 さて、今回の特別展ですが、モネが印象派としての作風を確立する前に、ターナー(英国)の風景作品に感銘を受けたというエピソードからのコンセプトのようです。

 展示の中に「弁護士と依頼人」という作品があったのは、非常に興味深かったです。また、私の心にぶるっときたのは、「鍛冶場」という作品でした。逆光の写真のような圧倒的暗さの作業場の中でただ1か所だけ光る高温に熱せられた鉄の存在はすごく印象的でした。

 また、東京のブリジストン美術館で観たモネの「黄昏」を再び出会えたのも感動的でした。

 今回の写真は、撮影コーナーのモネの作品をアップしておきます。

【対応可能地域】香川県全域(綾歌郡綾川町、綾歌郡宇多津町、観音寺市、仲多度郡琴平町、坂出市、さぬき市、善通寺市、高松市、仲多度郡多度津町、東かがわ市、丸亀市、仲多度郡まんのう町、木田郡三木町、三豊市) 岡山県、徳島県、愛媛県、高知県等の近隣地域や東京、大阪等も対応可能です。
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