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平成25年10月現在の香川県の弁護士数は153名です。私が弁護士登録した平成元年当時の弁護士数は75人でしたから、25年で倍増したことになります。これは漸増してきたものではなく、近時急増したものです。即ち、平成18年度まではまだ2ケタの弁護士数でしたが、平成19年度に100人の大台を超えてからは、1年に10人ほどのペースで弁護士数が増え続けています。19年間で30人程度しか増えなかったものが、その後の6年間で約50人も増えているのです。司法試験の合格者を大幅に増員したことの結果といえるでしょう。

このようなことから、香川県でも若い弁護士がどんどん増えており、弁護士経験10年以上の弁護士は全体の半数程度で、逆に弁護士経験5年未満の弁護士が50人程度いるという構成になっています。

10月14日、15日の2日間にわたり独立行政法人中小企業基盤整備機構が実施した認定支援機関向けの経営改善・事業再生研修を受講しました。

認定支援機関とは、中小企業経営力強化法に基づき、税務、金融、企業財務に関する専門的な知識や実務経験が一定レベル以上にあるとして国から認定された機関で、私も弁護士(個人)としてその認定を受けているものです。

研修は、2日間とも午前9時から午後5時までで、窮境状態にある中小企業の経営状態を分析して経営課題を把握し、経営改善の施策を策定し、事業再生計画書等の作成を支援し、その計画の実行を支援していくために必要な知識、ノウハウなどにつき、講義や受講者同士のディスカッションが行われました。

ところで、この研修ですが、2日間も公認会計士の先生がみっちり講義をしてくれて、受講料もテキスト代も資料代もすべて無料でした(費用はすべて国の負担)。国が、中小企業の事業再生にいかに力を入れているかがわかるというものです。

この研修の成果を今後の弁護士としての中小企業支援業務に活かしていきたいと思います。

s-DSC_0865.jpg10月4日(金)、5日(土)と東京で開催された全附P連研修会全国大会に参加してきました。全附P連とは全国国立大学付属学校PTA連合会の略称で、今年度私が香川大学教育学部附属高松中学校梅香会の会長を務めていることから、参加することになったものです。

研修会は、初日が、リーダーズセミナー、基調講演、分科会、交流会、2日目が、本講演、全体会というスケジュールでした。全国の附属学校の校長先生やPTA会長が参加するだけあって、どのカリキュラムも大変有意義な内容でした。特に、2つの講演はいずれも素晴らしいものでした。

ちなみに、講師と演題は、高濱正伸先生(花まるグループ代表)による「子育てを共有、共感し合える親になろう。自分の頭で考えられる子どもを育てる。」、中邑賢龍先生(東京大学先端科学技術研究センター)による「ユニークな才能『ユニークインテリジェンス』を引き出す教育へ」でした。

特に、高濱先生の講演は、子供が健やかに育つための夫婦関係の秘訣にも言及され、離婚等の夫婦関係調整事件の処理にも大変参考になるものでした。

この研修の成果を、今後の梅香会活動に活かしていきたいと思います。

 

【対応可能地域】香川県全域(綾歌郡綾川町、綾歌郡宇多津町、観音寺市、仲多度郡琴平町、坂出市、さぬき市、善通寺市、高松市、仲多度郡多度津町、東かがわ市、丸亀市、仲多度郡まんのう町、木田郡三木町、三豊市) 岡山県、徳島県、愛媛県、高知県等の近隣地域や東京、大阪等も対応可能です。
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