午前中、高松市公の施設指定管理者選定委員会に出席しました。

指定管理者制度は、公の施設について、民間事業者その他の団体に指定管理者として管理運営をさせることにより、住民の利便性を向上させるとともに経費の節減を図ろうとするものです。

今日の委員会では、指定管理者候補者の選定にあたり申請団体からのヒアリングを実施しました。ここでは、具体的な内容を書くことはできませんが、公の施設の効果的、効率的運用という制度趣旨に合致するような選定ができるよう努めていきたいと思います。

なお、指定管理者選定委員会の活動内容等については、高松市のホームページに掲載されておりますので、興味がある方はそちらをご参照下さい。

夏季休暇を利用して会社法を体系的に勉強してみました。

弁護士の場合、事件処理に必要な個々の論点については当然深く研究するのですが、全体を通した体系的な勉強となると、日々の業務に追われて、そこまでの時間は取れないのが実情です。そこで、まとまった時間が使える夏季休暇に会社法と取り組むことにしました。

教材として使用したのは弁護士向けの研修DVD(1巻2時間×12巻)で、講師は青山学院大学ロースクール教授の浜辺陽一郎弁護士です。一人の講師から、設立、機関設計、取締役、監査役、株主総会、株式、資金調達、会社の計算などについて立法趣旨にさかのぼった解説を聞いていると、会社法の全体を体系的に理解することができ、法律の勉強はやはり体系的にやらないとダメだなと改めて感じた次第です。

今日の段階でまだ10巻目の途中であり、このあと事業再編(M&A)などの興味深いテーマも残っているので、できるだけ集中してやり終えたいと思っているところです。

 

フィンマック(FINMAC)のあっせん委員懇談会に出席するため大阪に出張しました。

フィンマックは、証券・金融商品あっせん相談センターの略称で、株式、投資信託、その他の金融商品の取引に関するトラブルについて、相談や苦情を受け付けたり、あっせんにより紛争を解決したりする機関です。このあっせん制度は、弁護士のあっせん委員が中立公正な立場で双方の主張を聴きながら話し合いによる紛争解決を目指すもので、裁判によらずに、簡便な手続きで迅速な解決を図ることができるのが特長です。

懇談会では、大阪地区、北陸地区、中国地区、四国地区、九州地区のあっせん委員が一堂に会して、あっせんの実施状況や事例報告などに関する意見交換が行われました。私は四国地区のあっせん委員を務めていますが、大変参考になる有意義な懇談会だったと思います。

今日の午後は、「かがわ男女共同参画相談プラザ」の法律相談日でした。同プラザは、高松高校前の香川県社会福祉総合センター内にあり、弁護士による法律相談や、精神科医・臨床心理士によるこころの相談などを実施しており、いずれの相談も無料となっています。

私は、10年以上にわたり、この法律相談を担当していますが、男女に関する相談はどうしても話が長くなりがちなので、1人あたりの相談時間を他の機関の無料相談よりも長くとるようにしています。

弁護士相談は月に1回しかありませんが、費用がかからず、秘密も固く守られますので、男女に関する法律問題にお悩みの方はお気軽にご利用ください。

【対応可能地域】香川県全域(綾歌郡綾川町、綾歌郡宇多津町、観音寺市、仲多度郡琴平町、坂出市、さぬき市、善通寺市、高松市、仲多度郡多度津町、東かがわ市、丸亀市、仲多度郡まんのう町、木田郡三木町、三豊市) 岡山県、徳島県、愛媛県、高知県等の近隣地域や東京、大阪等も対応可能です。
最新記事
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ